KARUIZAWA
野鳥よりサル
軽井沢に、熊が、サルが、イノシシが。と、最近賑やかです。
軽井沢の自然の中に人間が入りこんだのでしょうか。
日本の国鳥、キジ
軽井沢駅に近い別荘地でも、昔からお馴染みのキジ。
浅間の噴火はもとより、いつでも高い鳴き声が聞こえて来ます。
木の幹を下りるリス
最近はサルが、人間の住んでいる所に入り込んでます。
旧軽の町中や、雲場池の周辺など、昨年からレポートが絶えません。
２００１．８．１９庭の餌台
霧の深い８月１９日の朝。２１匹まで数えました。発信機を首につけてるサルも。
お尻に小猿を乗せた母ザル２匹。ボスの威厳を見せてるサル。走り回る若いサルなど。
町も、「軽井沢は熊、サルの生息地」と宣言をしています。
そして、野鳥の餌台、ゴミや残飯が、熊やサルを人間の生活圏に
呼んでいると警告をしています。パトロールも常時してます。
猿警報を、ＦＭ軽井沢でも常時放送。猿に近づかないこと。
熊、猿対応の生ゴミの集積ＢＯＸにすべて変えています。
２００１年７月２６日の新聞によれば、とうとうクマが薬殺されました。
このクマは、３回目の捕獲、そして追跡調査用の発信機が取り付けられていて
ゴミ集積場など人間の生活区域への依存度が高かったと知られていました。
８月６日には「ピッキオ」から「ツキノワグマと共に暮らすための安全ガイド」が
新聞の折込み広告で配布されました。カラー８ページのガイドブックです。
〜無断転載を禁ずる〜と、このガイドブックに有りますのでここまでにします。
軽井沢町でも２０００年５月に「町有害鳥獣被害予防対策協議会」を発足させておりますが、
その活動の中でのクマの駆除は初めてとの事です。
野鳥に餌を出さない、ごみの出し方も変える、サルや熊にゴミの味を教えない。
大変な努力で、町民一丸となって取り組んでいます。
軽井沢町役場の裏で
軽井沢 INDEX